繊維化学科 昭和44年卒クラス会報告

 

「卒業後、半世紀を振り返って」

 

 私達は昭和40年に繊維学部・繊維化学科に入学致しました。同級生は44名でしたが卒業時は42名となり各企業や大学院に就職又は進学致しました。月日は速く爾来50年が経ちましたが、これまでに7人の仲間を失いました。この間いろいろな処で同級会を行いました。主に京都・大阪でしたが後年には滋賀・和歌山・奈良で開きました。変わった処では、大阪で有名な最期の遊郭と云われております飛田新地の中で、大正時代の真に遊郭でありました百番という料理屋での同級会でした。

 卒後50周年記念という事で、大学に集まり想い出の校舎・教室・実験室の見学をし、懐旧の念に浸りました。中には卒業以来、初めて大学に来たという仲間も居られ、しょっちゅう来ております私から見て驚きです。丁度松ケ崎祭が開かれており模擬店が沢山出ており、女学生が増えたのと、マレーシアなどからの留学生達が観られ、より国際的になったと感じ入りました。これからも年に1~2回の再開を約してお別れを致しました。

            

(文責 昭和44年繊維化学科卒 川端良一)